韓国で暮らして目覚めた

live in Korea for 30 years

照ノ富士、優勝!

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大相撲からいつも感動を受けるのはなぜ?

 

今日も千秋楽が終わりました。

ホント、お相撲さん方、お疲れさまでした。

 

韓国にいて、この相撲の良さを説明するのに苦労します。

説明しきれないですね。

 

日本であれば、相撲の知らない人に

それでも説明できるかと思うんだけど、韓国じゃ、

 

なんであんなに太らないといけないの?

健康に悪いよね…

一人でトイレに入っても拭けないそうじゃない?

 

なんて、誤った情報を聞いてたりする。

 

私は、相撲が好き、とかいつも言って理解してもらおうと

努力するんだけれど、骨が折れる。

 

韓国でこの相撲の良さを伝えられれば、

私も一人前の相撲ファンといえるんだろう。

 

だから、この感動はどこから来るんだろうかと、

自分にいつも問いかけている。

 

勝つことへの執着。

過程の困難を乗り越えて勝ちを取りに行く。

それを見守る親方などの温かい目。

家族の無言の応援。

ケガの痛みとの闘い、それは自分との闘い。

こんな稽古で強くなれるのか、いや強くなれると信じる力。

 

気持ちの闘いってどんなんかな?って思う。

 

勝負師たちの日々の気持ちの持ち方に興味ある。

 

とりあえず、なんだかんだ言っても勝たないことには

存在価値がない、と思わされる状況で常にやっていかないと

行けないわけだから。

 

弱い時もあるし、

強くなれる時もある。

 

誰もが、目標をもって向かっていっている

その姿が、ありきたりな言葉だけれど、

美しい。

 

その気持ちのぶつかりがあるから

感動する。のかなと今はそう思う。

 

照ノ富士、高いところへ上り詰めて転がり落ちた。

そこからの復活劇。

 

解説者が地獄を見て来たんだろうって言ってた。

だれもわからない。

 

でも一瞬で勝負がつく土俵の上で、垣間見れる気がする。

 

感動と勇気をくれる大相撲、

感謝です。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。